スーパーで働いてたらおばけに遭遇しまくりの話
怖い番組とか見るときどんな反応してます?
みなさまごきげんよう、
本当にあった怖い話とか見るときは両手で両目ふさいで隙間から見るスタイルのかかおです。
突然ですが、みなさんは夏と言えば何を思い浮かべますか?
うんうん…やっぱそうですよね…
心霊・怖い話ですよね!(強制)
心霊・怖い話ですよね!(重要)
…と、言うわけで今回は私が正社員としてスーパーで働いてたときの地味に怖かった体験でもお話ししたいなと思います。
※画像やイラストなどは使ってないのでそんなに怖くないとは思いますが、その類いの話が苦手な方は戻って別の記事をご覧くださいね!(はい、吾●さん!!)
鉄道博物館の記事や七夕の記事とかアホくさくておすすめですよ!(はい、●郎さん!!)
あと、前置きですけど…
私はおばけが見えてしまうタイプのカカオ豆みたいなのでご理解おなしゃす。
見え方とか色々らしいから文句や意見は受け付けないです。
文章構成がクソなのはカカオ豆は日本語が理解できてないからです。
あしからず。
それでは、想像力をMAXにしてお読みいただければなと。
2年ぐらい前のお話。
当日の私はスーパーの惣菜部でひよっこ社員として生きてました。
3月中旬ごろに人事異動で別の店舗へ異動が決まりました。
周囲の噂などから、なんとなく行きたくない店舗だったので決まったときは正直絶望してました…が、
栄転(?)ということもあり、着任していた店舗では
休憩室にいけばパートさんから、事務作業をしていれば店長や他部署のチーフや社員から、
「かかおちゃん、おめでとう!あそこの店舗は忙しいし、沢山売れるから気合い入れていけよ!」などと、たくさんのお祝いの言葉をもらいました。
しかし古くからのパートさんや一部チーフなどからは、そのあとに続く言葉がありました。
「…あ、あとね、あそこの店舗はおばけでるから気を付けてね!」
「昔、殺人事件あったからおばけ出たりしてなww」
「あそこ、出るからな…幽霊」
「俺、ここくる前にあの店舗いたんだけどおばけ見ちゃってさぁ…」
おいちょっと待てよ。
これから人が異動しようとしてるのに、こんなブラックなネタぶちこんでくるなよ!
なんとなく行きたくないのにさらに行きたくないじゃないか…!
そんな話を1人ぐらいしか言わないのであれば私も気にしませんが上記のように何人もの人がその事を伝えてきます。
信じたくはないですが、恐らく事実なのでしょう。
あと殺人事件あったってなんだよ…ガチでも噂でも知りたくなかったわ!!
(気になったので店長に聞いてみたら無駄に笑顔で行ってらっしゃいと言われました。怖いからやめてほしい。)
異動にあたり異動先の店舗へ挨拶へ行った時のことです。ここで対応してくれた同期が、
「ここ、出るみたいなんだよね…私も怖いなって思ったことあるの…先輩も見たって言うし…」と言われました。
…恐らくではなく、確実に出る。
お祓いしてくれよ…
でもおばけが出ようが人が死んでようが人事異動に拒否権はないので仕方なく異動しました。
事前に挨拶へ行ったときはバックヤードには長時間いなかったため、気がつかなかったのですが、
節電に力を入れすぎていて昼間なのにメチャクチャ暗い。とにかく暗い!
正直、足元に何か置いてあっても見えないレベルでした。なんだか不気味だなと…
そして、臭い。ひたすら血生臭いのです。
まあ、スーパーですので鮮魚・精肉の取り扱いがあるから当然と言えば当然なのですが…
でもおかしいんですよ。普通に掃除してれば施設が経年劣化していてもこんなにキツいニオイはしません。まるで腐った現物がそこにあるみたいな強烈なニオイでした。
血生臭いところっておばけ集まるって言うからもうね…
そもそも異動先の店舗はエリア内でも旗艦店で会長や社長の出入りも多い店舗なのでこんなずさんな衛生管理をするはずはありません。
初日からこの様なので先が思いやられる…というか謎の不安感MAXでした。
今思えばこの段階から憑かれてたのかもしれないですね(^q^)
そしてこれから私のシマとなる惣菜部の作業場も隅々まで確認してまわりました。
結論から言えば…あぁ…隅々まで見なければよかった。そう思えるような環境だったのをよく覚えてます。
電気は全て点灯してるのに無駄に暗い。
なんだか黒くモヤがかかったみたいに見えるんですねぇ…
グリーストラップ(油などが直接下水に流れないようにするための装置)に被せてある鉄の蓋の隙間からも視線を感じるんですよ…絶対になんかいるだろって感じでしたねぇ…そしてくさい。
色々見て回ってたら上司(以下くそチーフ)が、
「ゴミ捨て場の場所教えっから来い」と言うのでついていくことに。
スーパーは生ゴミが多いので衛生面やニオイ漏れ防止・鳥などに荒らされぬよう、ゴミ捨て場はシャッターや扉がついた倉庫みたいなものがデフォルトです。
異動先の店舗は業務用冷蔵庫のような扉がついた形式の生ゴミ庫でした。
扉には珍しく漢字表記で「生護美庫」のプレートがあったのをよく覚えてます。明朝体で不気味さ満点でしたからね。
扉を開けるとゴミ回収が終わったあとなので暗くてちょっとだけ広い内部はカラです。
チーフが「ゴミは奥から置いていってほしい」と言いながら暗いゴミ庫の奥へ入っていきます。
でも私は入れませんでした。奥に居るんですよ。おばけが。
隅っこで座ってずっとこっち見てるんです。
チーフの「おい、聞いてんのか?こっちだ」の声にハッとなりゴミ庫の奥へ入ったのですが、やっぱり視線が。
おばけのヤツ、私を目で追ってるんですよね。こっちみんな。
以降、ゴミ捨てるときは扉を開けたらゴミ庫の外壁にしがみついて、内部はあんまり見ないようゴミをぶん投げて奥へ着地するよう捨ててましたね。(お陰さまで腕力がつきました)
あ、でも扉開けた瞬間ちょっと見えるんで意味無かったんじゃないかなとも思ってます。
ちなみにおばけのヤツ、扉開ける度に座ってたり立ってたりとわりと人間味ありました。いや、人間なんだろうけど。
あぁ、あと忘れちゃいけないのがトイレだ。
女子トイレ、当たり前ですが入ったんですよ。
朝っぱらからゴミ庫で見たんだからさ、追い討ちかけないでくれよってって思いましたね…
扉開けた瞬間に個室の前に居るんですよ、突っ立ってうつ向いてる女性が。
こっち見てるんですよ、髪の毛の隙間から。だからこっちみんなって。
でもトイレ行きたかったんで無視して個室入るじゃないですか。
電気全部ついてるのに暗いんですよ。手元見えるか?ってくらい暗いんです。
そして個室の扉の向こうから視線を感じるんですよ…いや、扉閉めてんだから覗こうとすんなや。
で、個室から出るじゃないですか。手洗うじゃないですか、その間もずっと目で追うんですよ。あの子。
でさ、手洗ってるときに呻き声…っていうんでしょうかね?
「ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛」って聞こえるんですよ。
怖いからちょっと黙っててほしいなって。
こいつ、入る度に居るから参ったもんです。怖いからやめてほしい。
別の日の話。
パートさんたちが昼に出て、私は1人で作業場にてパートさんたちがやり残した仕事しながら昼食を取っていたときのことです。
視界の隅っこでスイングドア(押せば開くガバガバ扉)が揺れてシフト表が貼り付けてあるところに惣菜部の制服を着てる人がいたんです。
あぁ、午後のパートさんがちょっと早めに来てシフト確認してるのかなって思って
「おはよー、今日は早いですね」って挨拶しながら顔あげたんですよ。
まあ、誰もいませんよね。スイングドア揺れたのにね。
ちょっと気になったから仕事押し付けて休憩に出ていったパートさんたちに聞きに行ったんです。
「いま、誰か作業場に来ませんでした?」って。
「誰も行ってないよ?」
「私も行ってないよ?」
「午後の人(パート)じゃない?」
「午後の人、私まだ見てないよ?」
「午後の人必ずここ(休憩室)くるから作業場いかないと思うよ?」
と…まあ、安定の言葉が返ってきました。
私が「あっ…休憩中すみませんでした、ごゆっくり」って言って去ろうとしたら、
「あぁ…」「やっぱり?」と言ったパートさんが数名いました。
あえて聞いてませんが同じような経験があるのだろうと思います。
また別の日。
私が朝6時過ぎごろに出勤すると惣菜部は真っ暗でした。
「くそチーフめ…仕事しやがれ…」なんて思いながら電気をつけようとスイングドアを押すと黒い影が移動するのが見えました。
あぁもう、これからゴミ庫のアイツもトイレのあの子とも顔会わせなくちゃいけないのに誰だよお前は…!ってなりましたね。
ここまでくるともはや怒りですよ。
存在しないものにキレるなよって感じですけど。
そしてまた別の日。
女子更衣室で着替えてると奥の方からなんだか重い空気を感じました。
まるで誰かが見てるかのような。
その時は更衣室に私1人だけだったのでド派手な物音たてながらその場を離れました。
が、考えてみれば普通に毎回そんな空気なので更衣室では長居しないようにしてました。あと絶対に鏡も見ませんでしたね…だって絶対にアイツら映り込むじゃないですか…
自分のロッカー開けるときも中に何も居ませんように…!って願いながら開けたのも良い思いでですね(よくない)
あとどうでもいいのですが、更衣室も血生臭い。
さらに別の日。
惣菜部で弁当に使う一部の食材は青果部から仕入れてくることがあります。
パートさんたちにおつかいを押しつけられ、青果部へ行った時のことです。
外の光がガッツリ入って一番いい場所なのに暗い。
そしてくさい。なんで青果部から血生臭いニオイがするんだよとツッコミをいれそうになりました。
おまけに青果部の作業場の隅っこになんかいる。おばけです。ここもかよ。
何をするわけでもなくそこにいるんです。
でも怖いからやめてほしい。
さらにさらに別の日。
くそチーフが店長室でくそくだらない事務作業に数時間もかけていた時です。
私はくそチーフに押し付けられた雑務が終わったので報告をしに店長室へ向かいました。
真っ暗な廊下を通って、真っ暗な休憩室を通って店長室へ向かいます。
その間も背後からものすごく視線を感じるんですよね。
店長室に入ると、くそチーフがいるため全ての電気がついていたのですが暗いんですよ。
黒くモヤがかかっているような暗さです。ここもかよ。
そして息苦しいんですよね。首閉められてるみたいな。
とりあえず業務の報告をしてさっさと出ていくことに。
あんなところ長時間もいたら気がおかしくなりそうですし。
でも、くそチーフの野郎はいつもそこに居座って居心地良さそうにしてるんですよね。
と、まあこんな環境に2ヶ月ほどいたのですが…慣れるわけもなく。
むしろわけも分からず私の体調がどんどん悪くなる一方でした。
(もちろん疲労とかもありますけどね!)
肩がものすごく重い…いや、重い通り越してアレは痛いレベルですね…
そして駅のホームにいると不思議と線路へ引っ張られるんです。
道を歩いていれば不思議と車道へ引っ張られるんです。
そして私の精神は恐ろしいくらいに病むわけで。
以前投稿した記事のとおり休職→退職に至ったわけです。
まあ、これがおばけの力なのかどうかは分かりませんけどね(重要)
でも似たり寄ったりな時期に青果部の先輩社員も辞めたとかって話があります。
おばけとの関係性はわかりませんけどね(最重要)
そして。
その店舗の最終日…というか退職届投げつけた日、バックヤードを通り抜けて帰ろうとしたとき、くそチーフの野郎がトイレから出てきたところだったんです。
くそチーフに青白い何かが抱きついていたんですよね…
あれ絶対におばけじゃん…
あいつ乗られてんじゃん…
(オチが弱い)
ってエピソードがスーパーで働いてたときにあったんですよ。
他にもまだスーパーであった怖い(?)話があるのでまた今度お話ししましょう。
ところで、先ほどから気になっていたのですが…
あなたの後ろにいるのは誰?