あまとうにっき。

おヒマつぶしにどうぞ。

敗北の家庭科と七夕そうめん

今週のお題「そうめん」

…お題とか初めてだわ。

 

みなさまごきげんよう

にゅうめんも好きなかかおです。

 

そうめんネタは以前投稿したやつがあるのでそれを加筆修正したやつを投稿します。

て、手抜きじゃないよぅ!

(以前投稿したやつ→2020年7月7日投稿の記事です。)

憎しみ七夕そうめんネタです。よろしければぜひ…

 

これはむかしむかし、2011年…そう、私が高校生の時の話…(遠い目)

家庭科の授業、懐かしいですね。

突然ですが、ささやかな自慢させてください。

私、家庭科の成績は学年トップでした。

 

私、家庭科の成績は学生トップでした!

 

食育・調理も手芸も家庭(育児)もテストもすべてすべてトップです。

誰にもその座は同期の誰にも渡さず2年間家庭科女王として生きてきた高校時代でした。

(ちなみにどうでも良い話ですが数学に関しては赤点で生きてきました。最低点数は9点です。)

 

さて、ここからが本題です。

いきなり話が変わってしまい申し訳ないのですが…

みなさん、七夕の行事食ってご存知でしょうか?

ちなみに今の私なら自信もって答えられます。

そうですね、答えは…ちゅるちゅるとおいしい素麺です。

 

…そうめんです!!(にくしみいっぱい☆)

ちなみに私は大人になってもピンクやみどりが入ってると嬉しくなってしまうタイプの人間です。

 

今ではスーパーの売場などでも行事食であることを伝えたりしてますし、

テレビやSNSでも取り上げられているので知ってるよ!って方は多いのかなと思われます。

 

しかしながら当時高校生の私は知らなかった…

家庭科女王だったのに、知らなかった…

…これはとある日の抜き打ち小テストだったんだ…

行事食を答えよみたいな問題で記載されてる行事と関係する食べ物を語群から選ぶタイプだったんですよ。

 

めっちゃくちゃ簡単だったんです。

七夕がでてくるまではな!!

 

語群から選ぶ問題は大抵一つ余るようにできてるじゃないですか。

素麺ともう一つ余る訳じゃないですか。

少ない時間で頭フル回転させたんですが…敗北です。そもそもフル回転させる要素どこにあるんだって話ですけど。

悔しさで心が泣きそうでした…はじめて学力でショックを受けましたね…

 

その場で答え合わせをするテストだったのですが、

誰一人として七夕の行事食を答えられた者はいませんでした。

そこが唯一の救いです。

あと私がトップだったのも救いです。

 

先生の解説によると、

「まあ~七夕に素麺は答えられなくて当然だわなw

これね、私も知らなかったのwww

関東の風習じゃないのよね…これは答えられなくても問題ないっしょwww」

とのことでした。もはや解説でもない。

 

最ッッッ高に悔しかったので家に帰って早速、西日本(広島)出身の父に聞くと

「俺もそれ知らねえわwww

…あ、いや、でもなんか子供の頃に大阪の親戚の家へ遊びにいったときちょっとゴージャスな感じな素麺が出た気がする…あれは思えば七夕だったのかもしれない…

あっ、あっ…ちょっとまって…広島にいたときも七夕に素麺が…出されたかも…しれない…!!でもあれただ単に夏だったからかな?覚えてねえやwww」

…とのことでした。クソ曖昧。

 

母(東京出身)に至っては

私が恥かかぬようにと行事食は力を入れて作っていたのですが、七夕そうめんは母も知らず地味にショックを受けてました…ていうか小テストの問題になんかキレてました。

いや、キレないでおくれよ母さん…

 

さらに娘が小テストで敗北した姿を見て母の謎のプライドに火をつけたようで、祖母や職場の人に聞きまわってました。

どんだけ悔しかったんでしょうね…たかだか高校生の小テストなのにな…

(ちなみに母の職場において知ってた方もいたみたいですが少数とのことでした。知ってる人が…羨ましいぜ…)

 

お陰さまで毎年この七夕になると我が家では敗北の七夕そうめんのネタが出てきます。

そして娘の敗北が何度もよみがえるのです…

 

と、まあ私の敗北はキリがないのでそのへんにしておいて、

行事食や地域ごとの風習に関係してる食べ物について調べると面白いのでおすすめです。

夏休みの自由研究や暇潰しにもってこいなのでぜひ。

 

 

 

一応、七夕そうめんに関しての記事がありましたのでこちらも参照してみてください。

西日本(近畿・九州)あたりの風習とのことです。

七夕にそうめんはお決まり!?食べるルーツと地域を調査! - ウェザーニュース

父のクソ曖昧な記憶は間違いじゃないのかもしれない…

 

それでは

 

 

祖父がおばけを見た話

祖父は見たって。

 

みなさまごきげんよう

日常ネタが少なすぎて怖い話ネタに頼りっきりのかかおです。

それ以外の話もあるっちゃあるんですけどね。

まあ、怖い話ネタは尽きないですからね…リアルタイムで増えていきますしね…嬉しくないですけど。

 

コロナコロナな日常なんてつまらねえからさ!

そんなもん投げ捨てておばけの話で非日常を味わおうぜ!

…と、言うわけで今回も怖いかどうか分からないけど怖い話です。

 

実は怖い話は寒い冬にはおすすめらしいんですよ!

湯豆腐に、おでんに!一緒にいれていただくと風味がググッと増すそうですよ!知らんけど。

あとはね、ステイホームのお供におすすめです。知らんけど。

これからの時期はホワイトデーにもいいですね!

プレゼントするとキュンってしちゃうかもしれないですね!私なら泣きますけど。

 

あ、ちなみに今回は私の体験ではないです。私の母方の祖父です。

母曰くですが、私の祖父も若い頃からおばけが見えてしまうタイプの人だそうです。

…が、ムキムキ筋肉おじいさんなのでパワープレイでおばけを追っ払おうとしたりしたとかって話があります。何事だよ。

とりあえず本題に入りましょうか。

 

※話の内容上、いつどこなのかと言ってしまうと特定されそうなのでやんわり表現です※

 

私の祖父母は東京都内の集合住宅に住んでいます。

数年前の某日。

私と母はお土産を渡すため祖父母の家へ向かいました。

まだ昼間だったので祖父は外出しており不在のため祖母としばらく会話をしてました。

 

祖母は言います。

「そうそう、アンタたち来る時に廊下騒がしかったでしょ?」と。

私も母も何のこっちゃと思ったのですが、言われてみれば…

祖父母宅の隣の隣の家がドア全開で片づけをしている様子がありました。

別に騒がしいとも思いませんでしたが…

ただ、引っ越しのシーズンでもないのに珍しいね、と思うぐらいでした。

でも強いて言うならば空気が重いような…気のせいかな?って感じでした。

 

祖母は「あら、そう?異臭とかもなかった?」と言いました。

んんっ?こんなこと聞かれるとなんだか怖くなってきちゃうじゃないか…

そして祖母は続けて言いました。

 

「いや、昨日から大変なのよぉ…隣の隣の部屋で自殺者が出たのよぉ!」

 

うっっっわ…まじか。

祖母曰く、昨日から警察が廊下を行ったりきたりしてて祖父母のところにも事情を聞きに警察が来ていたとのこと。

祖母が異臭とか無かったか気にしていたので発見が遅れて腐敗臭でもあったのだろうかと思ったのですが、

死因がガスによる窒息死(?)だったそうで廊下にガスのニオイが漏れていたのだそうだ。

それを不審に思ったご近所さんが通報して発見に至ったと言う。

しかし救助も難航したそうで、

ガスが漏れないよう扉や窓にガムテープが目張りされており、なかなか部屋に入れなかったとかなんとか。

結果、手遅れで死んだ状態で見つかったそうだ。

いや、祖母よ…ずっと見てたんかい。

 

自宅近所で自殺者が出るのもなんだか怖い話ですが、本題ではございません。

毎度ながら前振りが長くてすんませんね(^q^)

 

続けて祖母が言います。

「もう朝から大騒ぎよ!でね、お父さん(私の祖父)が不気味なこと言うのよ!」

…と、いうタイミングで祖父帰宅。なんてタイミングだよ。

祖母は夕飯の支度するので台所へ行ってしまいました。

 

祖父も席について開口一番

「アレ(私の祖母)から聞いたか?隣の隣で自殺したヤツの話。」と。

母が「聞いた!なんかすごかったんだって?しかもお父さんが不気味とかってお母さんが言ってたよ?」と聞きます。

いや、祖父は不気味じゃねえよwww

 

「ああぁ…あの話か…」と祖父が続けました。

「俺、明け方(4時〜4時30分ごろ)に散歩に出るだろ?

ドア閉めてよ、ふと廊下の右側を見たんだよ。したらよ、隣の隣の家のドアの前に若い女が立ってんだよ。

こんな時間に何やってんだ?って思ってよ。服装は黒い服着ててな…ありゃ喪服だな。

でもよ、なんもしねえんだよ。ただドアの前に立ってるだけなんだ。

気味悪いけど特に気にしないで下降りて散歩行ったわ。

で、家に帰って朝飯食ってしばらくした頃に大騒ぎになっててよ。」とのこと。

…祖父が無駄に冷静すぎて面白い。

祖父よ…ずいぶんサラッと言ってくれたけども大分怖いこと言ってるからね?

 

それにしても祖父が見た黒い服を着た女性は死神か何かだったのだろうか。

仮に死神だとしたら祖父が見た時に部屋の中では亡くなりそうな状態で魂とか奪いに来たところだったのだろうか。

…死神だとしても不気味だし、死神じゃなくても不気味だし、生きてる人間ならもっと不気味ですよね…

 

これで以上です…ただそれだけの話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はあなたの家の玄関の前にもその人立ってたりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年が明けた話

(BGM:春の海)

 

みなさまごきげんよう。かかおです。

 

新年明けましておめでとうございます。

今年も私かかおと、この掃き溜めブログをよろしくお願いいたします。

 

昨年は何かよくわからないけど怖い話投稿したらバカみたいにアクセス数が増えたのでみんな怖い話好きなのね。って思いました。

そこまで体験談のストックないので頻繁に怖い話は投稿できませんが更新されたときに暇つぶしとして読んでいただければ嬉しく思います。

 

相変わらずの不定期更新ですが今後ともよろしくお願いいたします。

 

2021年 1月1日(大嘘ですけど)

 

 

 

夜空の星は幸せな花嫁の夢を見るか…的な話

アネモネの花を添えて

 

みなさまごきげんよう

格好つけたタイトルと冒頭の言葉を考えながら仕事してたらいつの間にか夕方でした。かかおです!

 

初っぱなから謝罪体制でアレなんですけど、

お盆に向けてスーパーの怖い話でも出そうかなって思ってたんですよ。気がついたら目の前に10月ですよ、奥さん。

見事に記事書くのサボってあつ森やってました。すみませんでした!

でも欲しかった家具レシピを入手できたので問題ないです!

…こんな感じの気まぐれ更新ですが今後もお読みいただけると嬉しいです。

 

さて、今回は何をこんなにも文学的なタイトル(笑)付けてるんだって思うかもしれません。

ムダに格好つけたタイトル(笑)で期待してしまった方、すみません。

残念ながら心霊系の話です。

正式には、「人様の恋愛模様を私の濁った世界で見た心霊系の恋愛話」です。

体験してる人が私ですからね?

「恋●」とか「●い糸」みたいな甘酸っぱいの期待しないでほしいですね。

多分感じるのはエグみと苦さと仄暗さです。

 

 

そんでもって毎度のことながら、前置きです。

私はおばけが見えてしまうタイプのカカオ豆みたいです。カカオ豆のそういう品種ですね。

おばけの見え方は人によって色々らしいから文句や意見は受け付けないです。

文章構成がクソなのはカカオ豆は日本語が理解できてないからです。

あしからず。

 

それではどうぞ。

 

当時の私は高校生です。大体2・3年生ぐらいでしたかね?

今じゃ考えられないのですが、なんとびっくりな事に吹奏楽部に所属していました。

くそどうでもいいですね。ちなみにサックス担当です。かっこいいでしょ。

 

そんでもって同じ部活で同学年の女の子が今回のお話で話題になる人です。ゆうてならんけど。

そうですね…名前は…田中(仮名)にでもしておきましょうか。あとで凸られても困るので。

 

そんな彼女、非リアだらけの吹奏楽部の同学年のなかでは珍しく彼氏がいました。

相手は田中が1年の時に同じクラスだった男の子です。

体育会系の部活で、まあそれなりに顔もよくて…と言った具合です。

そうですね…彼の名前は…山田(仮名)にでもしておきましょうか。凸られても困るので。

 

ちなみに私は山田と2・3年でクラスが同じになりました。

が、会ったことがあるのはトータルで1年もないぐらいです。

…何言ってんだよクラスが一緒なのにほぼ会ってないとはどう言うことだ??

なんて言いたい皆様のお気持ち、よくわかります。

 

山田、1年の後半ごろから学校を休みがちになったそうなんです。

と、言いますのも病院へ行っていたとかなんとか。

そして1年の3学期はほぼ来ていなかったそうで。聞いた話ですけどね。

2年になったときにはクラス名簿に名前はありましたがほぼ来ていません。

チラッと聞いた話によるとガンだったそうで。

病の進行は早く、恐らくその頃に入院していたみたいです。

 

私が初めて山田の顔を知ったのは高校2年の文化祭のちょっと前。2学期が始まった頃ですかね?

それまではmixiでしか話したことがありませんでした。どうでもいいですがmixiとか時代を感じますね。

 

彼は昇降口が混雑しない時間帯を狙って朝早くから教室で待機をしていました。

(あと、脚が不自由だったので送り迎えの関係上この時間だったとも考えられます)

ちなみに私も早くから教室で待機しているヤツだったので、

2学期初日に教室のドア開けたら知らねえやつがいる!!って一人で驚いてました。

違うクラスの教室に入ったのかと思ってもう一度確認してたら、

「おはよう!」と声をかけられました。

まさか挨拶してくるとは思わず、

「オマエ…オレノコト…ミエル…ノカ?」みたいな反応をしてしまったのは良い思い出です。(よくない)

1年の時は同じクラスではなかったので、とりあえず自己紹介からはじまりました。

体が弱っているとは思えないぐらい元気で穏やかな印象を受けたのを覚えています。

しかし彼の体から黒いモヤモヤが出ていました。

特に膝(脚?)から。(後々聞いたところ骨肉腫であったそうです。)

 

毎日楽しそうではありましたが、日々、黒い影が濃くなっていくのが私は気になりました。

でも、人と話して笑顔になるときはその黒いモヤモヤも一時的に薄まるんですよね。

やはり、笑うことって大切なんでしょうかね?

 

文化祭、体育祭が終わったら山田は再び休学となりました。

担任いわく、疲労が出ちゃったみたい…とのこと。

 

時を進めます。修学旅行が近くなった頃(11月下旬)です。

再び彼は通学を再開しました…が、以前よりも顔色も悪く、顔のむくみも以前よりも目立っており、歩いていてもヨタヨタとして辛そうに思えました。

私の視界では更に黒いモヤモヤの濃さが増していました。

何か絶望してたのかもしれないです。

 

修学旅行の時は皆と同じようにルートを回るのは困難だとのことだったそうで学年主任の先生や担任が一緒にお話ししながら見学をしていたそうです。

私も散策中にその光景を見かけたので少しだけですが会話したりしました。

誰かと楽しそうに話すときは黒いモヤモヤも再び薄くなっていて元気を取り戻しているようにも思えました。

 

しかし、次の日のことです。

この日は某テーマパークが目的地でした。

やはりテーマパークとなるとリア充どもは男女でイチャイチャしながらパーク内を闊歩するんですよね。クソッ…クソッ…ウウッ…

え?私ですか?私は私と同じ香りがしてる子達とまわりましたよ。え?そんなことどうでもいいって?

 

そんななか、私たちがアトラクションの列に並んでいたら近くのレーンに田中と山田が二人でいたのです。

とりあえず知り合いのカップルを見かけたらからかうのが私の流儀なので声をかけようとしました。

が、何も言えませんでした。

田中はどっからどうみても楽しそうではない。なんだろう、うんざりしてるっていうか…表面上は笑っているけどね。

対して山田は申し訳なさそうにしていました。昨日までは黒いモヤモヤが薄くなっていたのに再び濃くなっていました。

 

なんだろうな…ものすごく簡単にまとめるならば、お互いで辛かったんでしょうね。

私は見ちゃいけないものを見た気がして、一人で謎のダメージを負っていました。

 

修学旅行も終わればあとは大きなイベントは特にありません。進級を待つのみとなりました。

その間も山田は休み休みではありますが学校に来て楽しそうにしてました。

黒いモヤモヤが濃くなっているのは気掛かりでしたが。

 

基本的に2年から3年のクラスは担任もクラスメンバーも持ち上がりとなるので、私は引き続き山田と同じクラスとなります。

山田は「俺、進級できるのかな…?」とかって言ってましたが、なんとか進級できたようです。

(卒業はグレーゾーンだったそうですが…)

 

しかし3年になってからパッタリと来なくなりました。

時系列が曖昧なのですが、1学期の終盤でしょうか?

担任は朝、言いました。

「今日の帰りのHRは大切な話するから絶対にサボって帰るなよ!」と。

担任、いつもそう言ってくだらない話をかますので皆適当に受け流していました…が、

その日の授業中のことです。

たしか…家庭科の先生だったかな?

「あ、そういえばこのクラスって1人減るのよね?山田くんが自主退学ですって?」

という先生の発言により授業炎上。

山田、クラスでは愛されキャラで人気者でしたからね。

この炎上はクラスメンバーの悲しみだったのかもしれないですね。なんだか青春ですね。

 

そのあとに控えていた担任の授業でなんかよく分からないけど更に炎上。

急遽、担任の授業が潰れて状況説明のため緊急HRになったのはやけに記憶に残ってます。

さっきまで大炎上してた教室が今度はお通夜モードに。

山田は病状が悪化したとのこと。だからもう来られない…と。

 

その後、部活へ行ったときです。

今度は部室もお通夜モードです。

と、言いますのも山田の彼女である田中がどうしようもない状態になっていました。

まあ簡単にいってしまえば別れたと。

メチャクチャ要約しますと「自分はもう短いから…」と、言われたそうです。

 

…なんといいますか。

…複雑で何とも言えない感じはあります。

山田のお母さんからも謝られたとかなんとか。(家族ぐるみの付き合いだったらしいですよ?)

 

しかし怖い話はここからが本番です。

 

確かに彼女、見かけはどうしようもない絶望に満ちてる感じになっていました。

が、私の視界で見てみると、もちろん悲しみも溢れてましたが…あれ…ちょっと嬉しそうじゃない?

なんだか重荷が外れて軽くなっているように見えていました。

辛い悲しいと泣いているのに何故こんなにも食い違ったものが見えるのか。

でも私がとやかく言えるものではありません。

だってそう思うのは人それぞれですからね。

どう思うかは人の勝手ですよ。本人が人に言わなきゃいいだけです。

 

ちなみに私はこのギャップが地味にショッキングだったので一人でダメージくらって自爆をしたのでした…

 

私は高校を卒業して大学生となりました。

ゴールデンウィークを過ぎたあたりでしょうか?

当時クラスで仲のよかった子からメールが来ました。

クッソ要約すると「担任が山田(母)より連絡を受けたそうで、容態が悪化してる。もう長くはない。だからこれが最後のチャンスかも。って言われたからお見舞い行こう」という内容です。

長いな…どこが要約されてんだよって感じですね。

 

私も朝だけですが、それなりに話した仲です。

少しでもお話できればな。そう思いお見舞いへ行くことにしました。

 

大学の授業が終わってから友人数名と待ち合わせ、彼が入院してる病院へ向かいました。

 

病院へ入ると受付から薄暗く、黒い影がうごめいていました。出オチです。

さすがに怖すぎてこの時点で「うっっっわ…帰りたい…」ってなりましたね…

今思えばこの病院、ターミナルだったのかもしれませんね。

 

病室はエレベーターに乗って…何階だったかな?

忘れてしまいましたが、とりあえずエレベーターを使いたくなるような階でした。

エレベーターを降りるとナースステーションがあり、そこで受付をします。

代表者1名が看護師さんとやり取りしているとき、私は病室へ向かう廊下の奥からとんでもない量の黒いモヤモヤが見えていました。

さすがに恐怖しかなかったです。

謎の閉塞感と冷や汗、突然の肩の痛み。

今から黒いモヤモヤがたくさんある中へ向かわなくちゃいけないとなると震えが止まりません。

 

受付を終えた代表者が戻ってきました。 

代表者が言うには、もう面会ができないとのこと。

名簿に記名してくれれば誰が来たかは看護師さんから伝えてくれるとのことでした。

 

看護師さんの指示に従い、名簿に記名して花束を渡してエレベーターに乗りました。

名簿には同じクラスだった人が来た形跡がたくさんありました。

午前中からひっきりなしでしたね…でもみんな面会はできていない様子でした。

 

挨拶ができなかった悲しさを感じながらエレベーターへ乗り込みました。

その時は特に気にしてなかったのですが人ではない、黒い何かが一緒に乗り込んできました。

 

みんなで残念だったね…などと話している時です。

 

ガタンッ

 

それなりの衝撃とエレベーターのモーター音が停止。

電気が消えました。

 

すぐに復旧はしましたが、1階に到着するまで電気がチカチカしていたのと、不気味な揺れがありました。

怖すぎてみんなも表情が死んでました。

逆にあれで喜べるやつはいねぇよ。

 

病院から出た私たちは少し雑談して解散しました。

 

それから数ヵ月後です。

学校の休み時間の時、友達からメールが来ました。

内容はお察しの通りかもしれませんが、山田は亡くなったという内容です。

分かっていた結末であったから覚悟はできていたのに、改めて言われるとなんだか辛いものがありました。

あぁ、これが人が亡くなるってことなのかってね。

身内とはまた違う何かを感じました。

 

私たちは社会人になり数年経ちました。

そしてこれはほんの1年ぐらい前の話となります。

たまたま、同じ部活の同学年のホルン奏者(仮)の子のインスタを見つけました。

たまたまどころか結構前々からこっそり見てるんですけどね。

そこで中高で一緒だった友達の結婚式に出たという投稿がありました。

 

おっ、誰だ?と、思いサムネ開いたところ

田中の結婚式の写真でした。

噂では聞いてましたが大学1年生から付き合っていた彼氏と結婚したそうです。

まあ…ここまで読んでる人は何だか思うことはあるかもしれませんが、そこは人の勝手なのでどうこう言うつもりはありません。

この行動がダメだとも思いません。

 

へぇ、かわいらしい写真だな。

でも写真ちょっと暗いな…カメラマンはアマチュアか?

私もいつかこんな日がくるといいなあ…ヘヘッ…

そう思いながら私はアラサーで結婚ラッシュに乗れず取り残される恐怖を感じながらページを戻そうと指を動かしました。

 

「フッ…お幸せn…あっ…」

 

ビックリして真顔でケータイを伏せてしまいましたよ…

この写真…死んだはずの山田写ってるやん…

ほら、1枚目他数枚は花婿の後ろに。

で、2枚目は田中と花婿の間に。

 

心霊写真なのか否か。はたまた私にしか見えていないのか。

それは分からないですが…彼は間違いなくそこに写っているのです。

花婿をガン見しています。二人の中に割って入るような位置にいます。

その表情は…まあ…お幸せに!とは言えない感じでした。

 

そうか…写真が暗く感じたのは写真のうまい下手ではなかったのか…

暗く見えてたのは私が普段から見えている黒いモヤモヤだったのか…

 

…離婚しないといいね。なんてね。

 

 

 

くぅ~疲れましたwこれにて終了です!

ただこれだけなんですよ。これと言って怖いものはありません。

もっと怖いの期待してしまった方、すみませんね…

そんでもってタイトルが気になってしまった方もすみませんね…ヘヘッ

 

ところで…室内でコレ読んでる方にお聞きしたいのですが

先程から気になっていたことがありまして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天井に張り付いてずっとあなたの事見てる人って誰ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

1羽の鶴から始まるユルユル千羽鶴の話

折り鶴つくれる?私は作れる(突然のマウント)

 

みなさまごきげんよう

足の生えた折り鶴作るの得意なかかおです。

 

さて。8月に入ってしまいましたねぇ…早くないですか?

なんか、こう8月って「夏…ついにいたわね…!ふふっ」ってなるのに

今年は「ヘァ!?もう8月!?うそ、まだ何も夏を楽しむ準備してない!!」って状態です。

夏はねえ、一番好きな季節なので色々楽しみたいんですよ。いい歳こいた大人になってもね。

 

で、8月は楽しい季節でもある他に平和を考える月だと私は思ってるわけです。

…と、言っても今日お話するのは体験談を聞いてきたという記事でもなく、ましてや思想的なものではないです。

 

なので折り鶴のお話をしたいなと思っております(唐突)

しかも平和に関係あるかと言われたらあんまり関係ない話です。ただの思い出話です。

つまらないし、文章構成ガバガバだし、無駄に長文です。(ハードル下げてくスタイル)

カカオ豆にその辺求めないでくださいね!

 

それでもよろしければおやつのお供に。

 

まずはいらん説明から。

そもそも千羽鶴とは?

願掛けとして随分と大昔からあるものです。

まあ、鶴ってだけで縁起良さそうだもんね。

平和のシンボルにもなっていますが、平和のシンボルとしての折り鶴は戦後、佐々木禎子さんが闘病中に願掛けで作成したものがきっかけとなってます。

詳しい話はウィキ先生に聞いてください。

 

10年前の冬。

みんな憧れ3年B組の小さな出来事です。

 

当時の私は受験シーズン真っ只中で都立高校の入試を控えてました…が、

私はお勉強嫌いなので、いつでもどこでも好きなことを好きなようにやっていたフリーダムガールでした。

 

そんなある日、私は急に折り鶴が作りたくなったのです。特に意味も理由もないです。

とりあえず授業で使わなくなった(ことにした)プリントを正方形に切り、折り紙を作成。

HRが始まるまでの間ずっと折り鶴を作成してました。

 

そんななか、学級委員の女の子が私の手元をみていたのでしょう。

「ねえ、かかおちゃん!折り鶴の作り方教えてー!」と言われました。

折り鶴はみんな知っててあたりまえだと思っていたので思わず「へ?」なんて言ってしまいました。…私ってばクソ失礼ですね。

どうやら一度は折ったことがあるものの覚えていなかったようです。

確かに折り紙なんて長年やってないとこんなもんですよね。わかります。

 

とりあえず一緒に折り鶴を作ってました。

ちなみにクソどうでもいいですが何故か私のプリント折り紙が勝手に使われてました。

 

しばらくすると、周りにいた男子が

「俺知ってる!!俺も折る!!」と輪に入ってきました。

そしていつの間にか私のプリントが奪われていきます。折り紙じゃねえんだぞ…

 

私が気ままに始めた折り紙が一人、また一人と増えていきます。

気がついたらHRが終わるまでにクラスの大半が折り鶴を作ってました。

リア友のみなさん、私の話に心当たりあるそこのあなた!私が折り鶴作ったせいでこうなりましたよ!すんませんでした。

 

いや、でもまさかこれがとんでもねえブームを生むことになるとは思ってもなかったんです…

…受験シーズンに何やってんだろうな。

 

次の日。

朝行くとロッカー(以下、棚)の上が折り鶴だらけに。昨日の下校時に比べて明らかに鶴が増えている…なぜ…

おまけに昨日は無かったカラフルな折り鶴まで。なんで…

よく見てみると朝っぱらから折り紙で折ってるヤツがいるんですよ…折り紙とは無縁そうな男子が。お前、鶴折れたんだ…ってなりましたね。おまけに器用。

そして朝のHRのときもみんな折り鶴を作りまくってるんです。宗教かよってツッコミ入れたくなるレベルの光景でした…

実際に一部の先生や他クラスから言われました。

 

でも作ったものを置く場所が無かったため教室後方の棚の上にみんな放置。

それを見た担任が「お前ら…ちゃんと捨てておけ…散らかすな…」と、ひとこと。

しかしここまで大量の折り鶴、捨てるのはなんだかもったいない。

おまけに折り紙で作成したものは何だかキレイ。尚更捨てられない。

ちなみにこの段階でざっくり50~60羽ほど。

片付けろと言われたのですが、誰かが棚の隅っこにググッと寄せたようでひとまずは問題が解決したようです。…いや、何一つ解決してませんがね。

しかしそれでも増える折り鶴。

結局その日の帰りのHRの時点で棚の上は折り鶴だらけに。

担任が頭を抱えてたのを覚えてます。

 

そして数日後

教室の折り鶴が無くなってました。

あぁ…捨てられちゃったのか…それはそれで悲しいもの。

私たちの管理が甘いので捨てられて仕方ないと言えば仕方ない。

 

…ん?待って?これは何だ?

 

教室後方の隅っこに隠れるようにして円筒形の大きな入れ物が。

その中には作った折り鶴がつまってるんです。

先生…ありがとう…

 

…これで先生も同罪だ!!!!

 

朝のHRでは

「鶴作るのはいいけど、作り終わったらちゃんとこの中に入れましょうね!!」と、担任からひとこと。

そしてクラスの数名が使わない折り紙あったから。と大量の折り紙を寄付し始めるレベルに達しました。

 

…ていうか折り紙たくさんあるんだから別のもの作れよ…って感じですが、みんな何故か鶴しか作りません。

レパートリー無いんですかね。

 

鶴が量産されてからのそんなある日。

日々増えていく折り鶴。

このままだと担任が用意した入れ物でも足りなくなってしまう。

そう感じた学級委員の女の子が放課後に言いました。

「…これで千羽鶴でも作らない?合格祈願として。」

待ってましたよその一言!と言わんばかりに賛成する者が多数。

と、言うわけでその時その場に居合わせた人で量産された鶴をひたすらカウントする作業を行いました。

受験勉強を投げ出して鶴を数えるのは楽しかったです。そもそも最初から勉強してませんけど。

 

数えた結果、うろ覚えではありますが既に300~500羽ぐらいあったかと思います。

結構その数に驚いたのですが、そりゃ30人近くが一気に折り続ければそのぐらいになりますよね。

数のゴリ押しって怖いなと改めて感じた瞬間です。

 

以降、教室後方の黒板には折り鶴カウンターが作られ、作ったらそのカウンターを書きかえていくルールが設けられました。

ちなみにこのカウンター、放課後に見た数と朝来たときの数が違ってることがよくありました。

どうやら担任が入れ物を提供してしまったため、密かに鶴を作っていたようです。

同罪だから仕方ないですね!

また、他のクラスの人や先生も密かに投げ込んでたとかなんとか。

時々足の生えた鶴を投げ込んでたヤツがいたみたいですが、実は私だったりします。

 

そして鶴を量産してからと言うもの、後輩たちから

「鶴作ってるんですよね?」と聞かれるようになりました。

同学年の人から言われるのならば疑問はありませんが、部活も無くなった今、後輩たちとの接点は特にありません。

なんで知ってるんだろうか?後輩たちに聞くと「先生が言ってたんです!」と。

「受験真っ最中なのに折り紙で遊んでるクラスがあってな…3年B組なんだけどさ…」と言っていたそうです。

某ドラマでも3年B組は何かやらかす問題児しかいない印象ですが、現実世界でもそんな言われようです。なんかのジレンマなんですかね?

 

さて、こうして語ってる間にも鶴は増え続けます。

私も正確な時系列は覚えてないのですが、恐らく都立入試の前あたりに千羽の鶴が完成しました。

しかもその千羽目の鶴は、いつの間にか出来てたという随分とあっさりした感じでした。

しかも最終的に数えたら千羽越えてたし。

 

みんなの受験に向けて願いを込めて…と受験終了組が千羽鶴を組み立て作業をやってる最中、受験なんぞクソ食らえ勢の私は一緒に千羽鶴を組み立ててた覚えがあります。

一緒になってやってたら、みんなに大丈夫なの?と言われまくりましたが目先のやりたいことはコレだったのでとりあえず続行してました。

 

そして待望…かどうかは知りませんが

1人の気まぐれから始まり、誰かが広めて、やりたい人がユルく作成したコンセプトガバガバ(一応合格祈願)な千羽鶴が完成しました。

出来上がってみると色合いが微妙だったり形がイビツであったり、汚すぎて鶴なんだけど本当にコイツは鶴なのか?と疑問に思うものがあったりしました。

でも、それぞれが好きなように自由に作っているので、これはこれでいい作品なんだろうと思います。

 

閑話になってしまいますが、

大人になった今、あーなるほどなって思うことがあります。

誰かが「キレイに折れ」だとか、「お前下手だな」なんて言ってたら…?

ルールを厳しく設けたら…?

中心人物があーしろこーしろうるさかったら?

恐らくやりたい人なんて現れずに千羽鶴なんて作れなかったと思ってます。

そもそも千羽も集まらない。それこそただのゴミになってたかもしれない。

作れていたとしても思いも何も詰まってない誰かに作らされてた、ただの千羽鶴になってたんじゃないかなと。

これじゃ願いもクソもあったもんじゃありません。

今で言う陽キャ陰キャもみんな参加できたのは強制や評価をしなかったからなんじゃないかって今になって気づきました。

大人になって気付くもんなんですね。

 

…と、閑話終了

 

続きです。

この辺も時系列が曖昧なのですが、恐らく入試前です。

縦割りの後輩(2年B組)たちから私たち3年B組へ思わぬサプライズが届きました。

 

千羽鶴です。

私たちは不意打ちに追い千羽鶴されました。

 

受け取った担任も驚いたそうです。

発端は私たちのクラスで鶴を量産していたことだそうです。まあ、そんなところでしょうね。察しはつきます。

で、同じく後輩たちのクラスでも同じようにお遊び程度で折り鶴量産が始まったそうです。

それからの誰かの「3年B組の先輩たちに受験の合格祈願として千羽鶴作ろう」と呼び掛けがあったそうでサプライズに至ったそうです。

こちらも色合いがマチマチだったり形がイビツであったりと自由に作ってくれたんだなと思えるプレゼントでした。

 

あ、余談だらけの余談なのですが、

3年全体のサプライズではなく縦割りクラスのサプライズに至ったのか疑問に思う方がいるかもしれません。

余計なお世話だけど説明させていただくと、

後に後輩たちから聞いたのですが「体育祭でお世話になったから」とのこと。

でも私たち、体育祭は応援団の練習ついでにクラス全体であちらこちらにガムテープと付箋貼りつけて遊んでただけなんですよね…巻き込まれた子達は楽しかったんでしょうね…

ー余談おしまい。

 

さて、時は流れて。

3/1、受験が終わります。

私たちのクラスでは、全員が志望校ないしは第2志望校に入ることができました。

…やばいな、千羽鶴強いな。

 

 

でも、この役目を終えた千羽鶴どうしよう?問題になります。

いつまでも教室に置いておくわけにはいきません。

かと言って担任が持っておくわけにもいきません。

捨てる?などといった意見も出ましたが一応、願いを叶えてくれた子たちです。

捨ててしまうのもなんだかな…と。

でも最終的に捨てる結果には至りませんでした。

 

結局どうなったのか。

どういった経緯でそうなったのか私たちには分かりませんでしたが無事に広島へ飛び立っていったそうです。広島に用事があった先生がいたのかもしれないですね。

(捨てたって話もあったそうですが広島へ飛び立ったそうですよ!)

願いを叶えてくれた子達なのできっと平和も叶えてくれるでしょう。

 

…以上がただの折り鶴の話です。

私たちの千羽鶴は折る人の数のゴリ押しで作成しましたが結構苦労するもんです。

禎子さんはこれを(確か)一人でやってたのですからすごいですよね。

紙も高価な時代だからセロファンだったり薬包紙だったりを針で折ってたって話までありますからね…思いの強さが伝わってきます。

(実物見たことありますけどめっちゃこまいですよ!)

 

あ、そうそう。

今、広島では全国から寄せられた千羽鶴が新しく生まれ変わりお土産となっています。

千羽鶴は今となっては紙です。

それを溶かして便箋やメモ帳、絵葉書などに姿を変えています。色がかわいいんだわ。

カープ坊やとのコラボ商品もありますよ!

(平和記念資料館では絵葉書が入館ノベルティーとして貰えます(2019年9月の情報です))

 

私は父の出身が広島のため、何かしらで広島へ行くことがあります。

その度にそのお土産を見ると、

「あぁ、これ私たちの千羽鶴なのかな…」と思い出に浸ります。

 

いや、これ本当に私たちが作った千羽鶴なのか確証ないんですけどね。(突然の現実)

 

皆様も折り鶴、作ってみませんか?

(良い感じにまとめておしまい!)

 

スーパーで働いてたらおばけに遭遇しまくりの話

怖い番組とか見るときどんな反応してます?

 

みなさまごきげんよう

本当にあった怖い話とか見るときは両手で両目ふさいで隙間から見るスタイルのかかおです。

 

突然ですが、みなさんは夏と言えば何を思い浮かべますか?

 

うんうん…やっぱそうですよね…

 

心霊・怖い話ですよね!(強制)

 

心霊・怖い話ですよね!(重要)

 

…と、言うわけで今回は私が正社員としてスーパーで働いてたときの地味に怖かった体験でもお話ししたいなと思います。

 

※画像やイラストなどは使ってないのでそんなに怖くないとは思いますが、その類いの話が苦手な方は戻って別の記事をご覧くださいね!(はい、吾●さん!!)

鉄道博物館の記事七夕の記事とかアホくさくておすすめですよ!(はい、●郎さん!!)

 

あと、前置きですけど…

私はおばけが見えてしまうタイプのカカオ豆みたいなのでご理解おなしゃす。

見え方とか色々らしいから文句や意見は受け付けないです。

文章構成がクソなのはカカオ豆は日本語が理解できてないからです。

あしからず。

 

それでは、想像力をMAXにしてお読みいただければなと。

 

2年ぐらい前のお話。

当日の私はスーパーの惣菜部ひよっこ社員として生きてました。

3月中旬ごろに人事異動で別の店舗へ異動が決まりました。

周囲の噂などから、なんとなく行きたくない店舗だったので決まったときは正直絶望してました…が、

栄転(?)ということもあり、着任していた店舗では

休憩室にいけばパートさんから、事務作業をしていれば店長や他部署のチーフや社員から、

「かかおちゃん、おめでとう!あそこの店舗は忙しいし、沢山売れるから気合い入れていけよ!」などと、たくさんのお祝いの言葉をもらいました。

 

しかし古くからのパートさんや一部チーフなどからは、そのあとに続く言葉がありました。

「…あ、あとね、あそこの店舗はおばけでるから気を付けてね!」

「昔、殺人事件あったからおばけ出たりしてなww」

「あそこ、出るからな…幽霊」

「俺、ここくる前にあの店舗いたんだけどおばけ見ちゃってさぁ…」

 

おいちょっと待てよ。

これから人が異動しようとしてるのに、こんなブラックなネタぶちこんでくるなよ!

なんとなく行きたくないのにさらに行きたくないじゃないか…!

そんな話を1人ぐらいしか言わないのであれば私も気にしませんが上記のように何人もの人がその事を伝えてきます。

信じたくはないですが、恐らく事実なのでしょう。

あと殺人事件あったってなんだよ…ガチでも噂でも知りたくなかったわ!!

(気になったので店長に聞いてみたら無駄に笑顔で行ってらっしゃいと言われました。怖いからやめてほしい。)

 

異動にあたり異動先の店舗へ挨拶へ行った時のことです。ここで対応してくれた同期が、

「ここ、出るみたいなんだよね…私も怖いなって思ったことあるの…先輩も見たって言うし…」と言われました。

 

…恐らくではなく、確実に出る。

お祓いしてくれよ…

 

でもおばけが出ようが人が死んでようが人事異動に拒否権はないので仕方なく異動しました。

 

事前に挨拶へ行ったときはバックヤードには長時間いなかったため、気がつかなかったのですが、

節電に力を入れすぎていて昼間なのにメチャクチャ暗い。とにかく暗い!

正直、足元に何か置いてあっても見えないレベルでした。なんだか不気味だなと…

そして、臭い。ひたすら血生臭いのです。

まあ、スーパーですので鮮魚・精肉の取り扱いがあるから当然と言えば当然なのですが…

でもおかしいんですよ。普通に掃除してれば施設が経年劣化していてもこんなにキツいニオイはしません。まるで腐った現物がそこにあるみたいな強烈なニオイでした。

血生臭いところっておばけ集まるって言うからもうね…

そもそも異動先の店舗はエリア内でも旗艦店で会長や社長の出入りも多い店舗なのでこんなずさんな衛生管理をするはずはありません。

初日からこの様なので先が思いやられる…というか謎の不安感MAXでした。

今思えばこの段階から憑かれてたのかもしれないですね(^q^)

 

そしてこれから私のシマとなる惣菜部の作業場も隅々まで確認してまわりました。

結論から言えば…あぁ…隅々まで見なければよかった。そう思えるような環境だったのをよく覚えてます。

電気は全て点灯してるのに無駄に暗い。

なんだか黒くモヤがかかったみたいに見えるんですねぇ…

グリーストラップ(油などが直接下水に流れないようにするための装置)に被せてある鉄の蓋の隙間からも視線を感じるんですよ…絶対になんかいるだろって感じでしたねぇ…そしてくさい。

色々見て回ってたら上司(以下くそチーフ)が、

「ゴミ捨て場の場所教えっから来い」と言うのでついていくことに。

 

スーパーは生ゴミが多いので衛生面やニオイ漏れ防止・鳥などに荒らされぬよう、ゴミ捨て場はシャッターや扉がついた倉庫みたいなものがデフォルトです。

異動先の店舗は業務用冷蔵庫のような扉がついた形式の生ゴミ庫でした。

扉には珍しく漢字表記で「生護美庫」のプレートがあったのをよく覚えてます。明朝体で不気味さ満点でしたからね。

扉を開けるとゴミ回収が終わったあとなので暗くてちょっとだけ広い内部はカラです。

チーフが「ゴミは奥から置いていってほしい」と言いながら暗いゴミ庫の奥へ入っていきます。

でも私は入れませんでした。奥に居るんですよ。おばけが。

隅っこで座ってずっとこっち見てるんです。

チーフの「おい、聞いてんのか?こっちだ」の声にハッとなりゴミ庫の奥へ入ったのですが、やっぱり視線が。

おばけのヤツ、私を目で追ってるんですよね。こっちみんな。

以降、ゴミ捨てるときは扉を開けたらゴミ庫の外壁にしがみついて、内部はあんまり見ないようゴミをぶん投げて奥へ着地するよう捨ててましたね。(お陰さまで腕力がつきました)

あ、でも扉開けた瞬間ちょっと見えるんで意味無かったんじゃないかなとも思ってます。

ちなみにおばけのヤツ、扉開ける度に座ってたり立ってたりとわりと人間味ありました。いや、人間なんだろうけど。

 

あぁ、あと忘れちゃいけないのがトイレだ。

女子トイレ、当たり前ですが入ったんですよ。

朝っぱらからゴミ庫で見たんだからさ、追い討ちかけないでくれよってって思いましたね…

扉開けた瞬間に個室の前に居るんですよ、突っ立ってうつ向いてる女性が。

こっち見てるんですよ、髪の毛の隙間から。だからこっちみんなって。

でもトイレ行きたかったんで無視して個室入るじゃないですか。

電気全部ついてるのに暗いんですよ。手元見えるか?ってくらい暗いんです。

そして個室の扉の向こうから視線を感じるんですよ…いや、扉閉めてんだから覗こうとすんなや。

で、個室から出るじゃないですか。手洗うじゃないですか、その間もずっと目で追うんですよ。あの子。

でさ、手洗ってるときに呻き声…っていうんでしょうかね?

「ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛」って聞こえるんですよ。

怖いからちょっと黙っててほしいなって。

こいつ、入る度に居るから参ったもんです。怖いからやめてほしい。

 

別の日の話。

パートさんたちが昼に出て、私は1人で作業場にてパートさんたちがやり残した仕事しながら昼食を取っていたときのことです。

視界の隅っこでスイングドア(押せば開くガバガバ扉)が揺れてシフト表が貼り付けてあるところに惣菜部の制服を着てる人がいたんです。

あぁ、午後のパートさんがちょっと早めに来てシフト確認してるのかなって思って

「おはよー、今日は早いですね」って挨拶しながら顔あげたんですよ。

まあ、誰もいませんよね。スイングドア揺れたのにね。

ちょっと気になったから仕事押し付けて休憩に出ていったパートさんたちに聞きに行ったんです。

「いま、誰か作業場に来ませんでした?」って。

「誰も行ってないよ?」

「私も行ってないよ?」

「午後の人(パート)じゃない?」

「午後の人、私まだ見てないよ?」

「午後の人必ずここ(休憩室)くるから作業場いかないと思うよ?」

と…まあ、安定の言葉が返ってきました。

私が「あっ…休憩中すみませんでした、ごゆっくり」って言って去ろうとしたら、

「あぁ…」「やっぱり?」と言ったパートさんが数名いました。

あえて聞いてませんが同じような経験があるのだろうと思います。

 

また別の日。

私が朝6時過ぎごろに出勤すると惣菜部は真っ暗でした。

「くそチーフめ…仕事しやがれ…」なんて思いながら電気をつけようとスイングドアを押すと黒い影が移動するのが見えました。

あぁもう、これからゴミ庫のアイツもトイレのあの子とも顔会わせなくちゃいけないのに誰だよお前は…!ってなりましたね。

ここまでくるともはや怒りですよ。

存在しないものにキレるなよって感じですけど。

 

そしてまた別の日。

女子更衣室で着替えてると奥の方からなんだか重い空気を感じました。

まるで誰かが見てるかのような。

その時は更衣室に私1人だけだったのでド派手な物音たてながらその場を離れました。

が、考えてみれば普通に毎回そんな空気なので更衣室では長居しないようにしてました。あと絶対に鏡も見ませんでしたね…だって絶対にアイツら映り込むじゃないですか…

自分のロッカー開けるときも中に何も居ませんように…!って願いながら開けたのも良い思いでですね(よくない)

あとどうでもいいのですが、更衣室も血生臭い。

 

さらに別の日。

惣菜部で弁当に使う一部の食材は青果部から仕入れてくることがあります。

パートさんたちにおつかいを押しつけられ、青果部へ行った時のことです。

外の光がガッツリ入って一番いい場所なのに暗い。

そしてくさい。なんで青果部から血生臭いニオイがするんだよとツッコミをいれそうになりました。

おまけに青果部の作業場の隅っこになんかいる。おばけです。ここもかよ。

何をするわけでもなくそこにいるんです。

でも怖いからやめてほしい。

 

さらにさらに別の日。

くそチーフが店長室でくそくだらない事務作業に数時間もかけていた時です。

私はくそチーフに押し付けられた雑務が終わったので報告をしに店長室へ向かいました。

真っ暗な廊下を通って、真っ暗な休憩室を通って店長室へ向かいます。

その間も背後からものすごく視線を感じるんですよね。

店長室に入ると、くそチーフがいるため全ての電気がついていたのですが暗いんですよ。

黒くモヤがかかっているような暗さです。ここもかよ。

そして息苦しいんですよね。首閉められてるみたいな。

とりあえず業務の報告をしてさっさと出ていくことに。

あんなところ長時間もいたら気がおかしくなりそうですし。

でも、くそチーフの野郎はいつもそこに居座って居心地良さそうにしてるんですよね。

 

と、まあこんな環境に2ヶ月ほどいたのですが…慣れるわけもなく。

むしろわけも分からず私の体調がどんどん悪くなる一方でした。

(もちろん疲労とかもありますけどね!)

肩がものすごく重い…いや、重い通り越してアレは痛いレベルですね…

そして駅のホームにいると不思議と線路へ引っ張られるんです。

道を歩いていれば不思議と車道へ引っ張られるんです。

そして私の精神は恐ろしいくらいに病むわけで。

以前投稿した記事のとおり休職→退職に至ったわけです。

まあ、これがおばけの力なのかどうかは分かりませんけどね(重要)

でも似たり寄ったりな時期に青果部の先輩社員も辞めたとかって話があります。

おばけとの関係性はわかりませんけどね(最重要)

 

そして。

その店舗の最終日…というか退職届投げつけた日、バックヤードを通り抜けて帰ろうとしたとき、くそチーフの野郎がトイレから出てきたところだったんです。

 

くそチーフに青白い何かが抱きついていたんですよね… 

あれ絶対におばけじゃん…

あいつ乗られてんじゃん…

(オチが弱い)

 

ってエピソードがスーパーで働いてたときにあったんですよ。

他にもまだスーパーであった怖い(?)話があるのでまた今度お話ししましょう。

 

 

 

ところで、先ほどから気になっていたのですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの後ろにいるのは誰?

 

 

 

 

 

 

 

 

敗北の七夕と家庭科の話

むかしむかし…そう、これは2011年のお話。

 

ごきげんよう、1週間のうちに3回も足を捻った足首の脆いかかおです。

 

今日は七夕!ということで思い出した話があったのでぜひ読んでいただければなと思い記事にしました。

と、言ってもとってもくだらないです!暇潰しにどうぞ。

 

 

これはむかしむかし、2011年…そう、私が高校生の時の話…(遠い目)

家庭科の授業、懐かしいですね。

突然ですが、ささやかな自慢させてください。

私、家庭科の成績は学年トップでした。

 

私、家庭科の成績学年トップでした。

 

食育・調理も手芸も家庭(育児)もテストもすべてすべてトップです。

誰にもその座は同期の誰にも渡さず2年間家庭科女王として生きてきた高校時代でした。

(ちなみにどうでも良い話ですが数学に関しては赤点で生きてきました。最低点数は9点です。)

 

さて、ここからが本題です。

いきなり話が変わってしまい申し訳ないのですが…

みなさん、七夕の行事食ってご存知でしょうか?

ちなみに今の私なら自信もって答えられます。

そうですね、答えは…ちゅるちゅるとおいしい素麺です。

 

…そうめんです!!(にくしみいっぱい☆)

ちなみに私は大人になってもピンクやみどりが入ってると嬉しくなってしまうタイプの人間です。

 

今ではスーパーの売場などでも行事食であることを伝えたりしてますし、

テレビやSNSでも取り上げられているので知ってるよ!って方は多いのかなと思われます。

 

しかしながら当時高校生の私は知らなかった…

家庭科女王だったのに、知らなかった…

…これはとある日の小テストだったんだ…

行事食を答えよみたいな問題で記載されてる行事と関係する食べ物を語群から選ぶタイプだったんですよ。

 

めっちゃくちゃ簡単だったんです。

七夕がでてくるまではな!!

 

語群から選ぶ問題は大抵一つ余るようにできてるじゃないですか。

素麺ともう一つ余る訳じゃないですか。

少ない時間で頭フル回転させたんですが…敗北です。そもそもフル回転させる要素どこにあるんだって話ですけど。

悔しさで心が泣きそうでした…はじめて学力でショックを受けましたね…

 

その場で答え合わせをするテストだったのですが、

誰一人として七夕の行事食を答えられた者はいませんでした。

そこが唯一の救いです。

あと私がトップだったのも救いです。

 

先生の解説によると、

「まあ~七夕に素麺は答えられなくて当然だわなw

これね、私も知らなかったのwww

関東の風習じゃないのよね…これは答えられなくても問題ないっしょwww」

とのことでした。もはや解説でもない。

 

最高に悔しかったので家に帰って早速、西日本(広島)出身の父に聞くと

俺もそれ知らねえわwww

…あ、いや、でもなんか子供の頃に大阪の親戚の家へ遊びにいったときちょっとゴージャスな感じな素麺が出た気がする…あれは思えば七夕だったのかもしれない…

あっ、あっ…ちょっとまって…広島にいたときも七夕に素麺が…出されたかも…しれない…!!でもあれただ単に夏だったからかな?覚えてねえやwww

…とのことでした。クソ曖昧。

 

母(東京出身)に至っては

私が恥かかぬようにと行事食は力を入れて作っていたのですが、七夕そうめんは母も知らず地味にショックを受けてました…ていうか小テストの問題になんかキレてました。

いや、キレないでおくれよ母さん…

 

さらに娘が小テストで敗北した姿を見て母の謎のプライドに火をつけたようで、祖母や職場の人に聞きまわってました。

どんだけ悔しかったんでしょうね…たかだか高校生の小テストなのにな…

(ちなみに母の職場において知ってた方もいたみたいですが少数とのことでした。知ってる人が…羨ましいぜ…)

 

お陰さまで毎年この時期になると我が家では敗北の七夕そうめんのネタが出てきます。

そして娘の敗北が何度もよみがえるのです…

 

と、まあ私の敗北はキリがないのでそのへんにしておいて、

行事食や地域ごとの風習に関係してる食べ物について調べると面白いのでおすすめです。

夏休みの自由研究や暇潰しにもってこいなのでぜひ。

 

 

 

一応、七夕そうめんに関しての記事がありましたのでこちらも参照してみてください。

西日本(近畿・九州)あたりの風習とのことです。

七夕にそうめんはお決まり!?食べるルーツと地域を調査! - ウェザーニュース

父のクソ曖昧な記憶は間違いじゃないのかもしれない…

 

それでは